【やさしい版】ユーロ圏の物価が急上昇
ニュースを一言でいうと
ヨーロッパのユーロという通貨を使っている国々で、9月の物価が去年より3.8%上がったんだ。物価っていうのは、食べ物や服、電気代など、みんなが買う物やサービスの値段のことだよ。3.8%上がったっていうのは、去年100円だった物が今年は103円80銭になったということ。中東で起きている問題のせいで、石油や天然ガスといったエネルギーの値段が高いままになっているのが大きな理由なんだ。この上がり方は3年ぶりの大きさで、ヨーロッパの人たちの暮らしに影響が出ているんだよ。
なぜ① 毎日の買い物が苦しくなる
物価が上がると、同じお金で買える物の量が減ってしまうんだ。お父さんやお母さんのお給料がそのままなのに、スーパーでの買い物代やガソリン代が高くなったら、生活がきびしくなるよね。特にエネルギーの値段が上がると、いろんな物の値段に影響するんだ。
たとえば① 冬の暖房をがまんする家族
ヨーロッパの冬はとても寒いんだ。家を暖めるには電気やガスをたくさん使うよね。でも、エネルギーの値段が高いままだと、暖房費がどんどん増えていく。ある家族は、去年の冬は暖房費が月に200ユーロ(日本円で約3万2千円)だったのに、今年は280ユーロ(約4万5千円)になってしまったんだ。その家族のお父さんの給料は変わらないから、暖房費が増えた分、どこかを削らないといけない。すると家族はこう決めるんだ。「夜は暖房を少し弱くしよう」「厚着をして、暖房をつける時間を短くしよう」って。寒さをがまんしながら冬を過ごす家族が増えているんだよ。※金額はイメージだよ。
たとえば② 遠足のおやつ代を減らす子ども
物価が上がると、食べ物の値段も高くなるんだ。パンやお菓子、飲み物も少しずつ値上がりしていく。ある小学生の女の子は、毎週お母さんから5ユーロ(約800円)のお小遣いをもらっていたんだ。そのお金で学校帰りにおやつを買ったり、友だちとジュースを飲んだりしていた。でも物価が上がったから、同じ5ユーロでも買える物が減ってしまったんだ。去年は5ユーロでお菓子を3つとジュースを2本買えたのに、今年は同じ物を買うと5ユーロ50セントかかる。女の子はお小遣いの範囲で買い物をしたいから、お菓子を2つに減らすことにしたんだよ。※金額はイメージだよ。
なぜ② だれが助けてくれるの?
物価が上がりすぎると困るから、それを抑える役目をしている組織があるんだ。ヨーロッパには「ヨーロッパ中央銀行」という、お金のことを決める銀行があるよ。この銀行は、物価が上がりすぎたときに「金利」という仕組みを使って調整するんだ。金利っていうのは、お金を借りたときに払う利息のことだよ。
助け① 中央銀行が金利を調整する
物価が上がりすぎているときは、中央銀行が金利を上げることがあるんだ。金利が上がると、銀行からお金を借りるのが高くつくようになる。するとお店や会社は「今は借金をして大きな買い物をするのはやめよう」と考える。人々もローンを組んで車や家を買うのを控えるようになる。みんながあまりお金を使わなくなると、お店は「お客さんが減ったから、値段を上げすぎないようにしよう」と考えるんだ。こうやって、物価の上がり方を少しずつ落ち着かせようとしているんだよ。でも金利を上げすぎると、今度はお店や会社が苦しくなってしまうから、バランスが大切なんだ。
助け② 国が家族を支える制度
物価が上がって困っている家族を助けるために、国がいろんな支援をすることもあるんだ。たとえば、電気代やガス代が高くなりすぎたときに、その一部を国が負担してくれる制度を作ったりする。ある国では、冬の暖房費が高くなった家族に対して、1世帯あたり100ユーロ(約1万6千円)の補助を出すことを決めたんだ。ほかにも、食料品を安く買えるクーポンを配ったり、学校の給食費を安くしたりする国もある。こうした助けがあると、家族は少しホッとできるよね。でも国のお金にも限りがあるから、ずっと続けるのは難しいんだ。だから根本的には、物価そのものを落ち着かせることが大事なんだよ。※金額はイメージだよ。
数字を身近にしてみると
3.8%の物価上昇っていうのを、身近な物で考えてみよう。たとえばコンビニのおにぎりが120円だったとすると、3.8%上がると124円50銭くらいになる計算だよ。500円の給食費なら519円。500円のお小遣いで買える物の量が、実質的に481円分くらいに減ってしまうイメージなんだ。小さく見えても、毎日のことだから積み重なると大きいんだよね。※金額はイメージだよ。
じゃあ、うちはどうする?
日本もエネルギーの値段に影響を受けるから、他人事じゃないよね。
- うちの電気代やガス代は、去年と比べてどれくらい変わったかな? 家族で確認してみよう
- もし物価が上がったら、うちではどんな工夫ができるか、1つ決めてみよう(節電する時間帯を決める、まとめ買いをする、など)
※本記事はAIがNHKニュース 経済の公開情報を元に要約・解説したものです。正確な情報は元記事をご確認ください。