【やさしい版】投資の神様が会長をやめたニュース
ニュースを一言でいうと
アメリカに「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットさんという人がいるんだ。投資っていうのはね、会社に「このお金を使って大きくなってね」ってお金をわたして、会社が育ったらお返しをもらう仕組みだよ。バフェットさんは、バークシャー・ハサウェイという会社の会長をおよそ60年も続けてきたんだ。でも今回、「時の流れには逆らえない」と言って、その会長の仕事を次の人にゆずることにしたんだよ。長く続けてきた仕事を引きつぐのは、とても大きなできごとなんだ。
なぜ① 長く続けた人が引くとこまることもある
ずっと同じ人がリーダーだと、その人のやり方にみんなが慣れるんだ。だから、リーダーが変わると、こまることも起きるよ。2つの例で考えてみよう。
たとえば① お父さんが作っていた朝ごはんが変わる
君の家で、お父さんがずっと朝ごはんを作ってくれていたとするよ。毎朝、同じ時間に同じメニュー。君は目をつぶっていても、お味噌汁の匂いで起きられるくらいだったんだ。ところが、お父さんが「今日からお母さんに朝ごはんをお願いするね」と言った。お母さんは料理が上手だけど、お父さんとは作り方が違う。お味噌汁の具が変わったり、ごはんを炊く時間が変わったりして、朝の準備がうまくいかなくなっちゃった。慣れていたやり方が変わると、最初はとまどうんだよね。
たとえば② 町の本屋さんの店長が交代する
君がよく通う町の本屋さんを想像してみて。店長さんは、君が好きなシリーズの新刊が出ると、いつも一番目立つところに並べてくれていたんだ。でも店長さんが「年だから、お店は娘にまかせるよ」と引退した。新しい店長さんは、君の好きなシリーズをあまり知らない。次の新刊が出たとき、奥のほうの棚に並んでいて、君は見つけるのに苦労しちゃった。長く続けた人が持っていた知識や気配りは、かんたんには引きつげないんだ。お客さんの中には「前の店長さんのほうがよかったな」と思う人も出てくるよ。
なぜ② でも、新しいリーダーがうれしいこともある
リーダーが変わると、新しいアイデアが生まれることもあるんだ。ずっと同じやり方だった場所に、風が吹きこむような感じだよ。
たとえば① 新しい部長が部活に新メニューを持ちこむ
君の学校のサッカー部を想像してみよう。前の部長は、毎日同じメニューで練習していたんだ。走る→パス→シュート。みんなは慣れていたけど、ちょっとマンネリだった。新しい部長になったら、「動画を見て作戦を考える時間」を作ってくれたんだ。チームの動きが前よりよくなって、試合で勝てるようになった。引きついだ人が「今まではこうだったけど、こうしてみよう」と新しい風を吹かせると、いい変化が起きるんだよ。
たとえば② おばあちゃんの畑を引きついだお父さんが工夫する
おばあちゃんがずっと野菜を育てていた畑があったとするよ。おばあちゃんは「昔からこうやって育てる」というやり方を守っていたんだ。でも、お父さんが畑を引きついで、「新しい肥料を試してみよう」「雨よけのシートを使ってみよう」と工夫した。すると、トマトがもっと大きく、もっとたくさん採れるようになったんだ。おばあちゃんの知恵も大事だけど、お父さんの新しいアイデアも役に立った。引きつぐときに、古いものと新しいものがうまく混ざると、もっといいものが生まれるんだよ。
数字を身近にしてみると
バフェットさんの会社は、およそ60年も続いてきたんだ。60年っていうと、君のおじいちゃんやおばあちゃんが生まれたころから今までくらいの長さだよ。君が10歳なら、その6倍。君が12歳なら、5倍だね。人が一生のうちで一つの仕事を続ける時間としては、とてつもなく長いんだ。※年数はイメージだよ。
それだけ長く続けた人が引くというのは、コンビニのおにぎりを毎日1個ずつ、60年間ずっと同じ具で買い続けていたのに、明日から違う具に変わるくらいのインパクトがあるんだよ。
じゃあ、うちはどうする?
家族の中で、引きつぎたい「やり方」や「役わり」はある?
- お父さんやお母さんがずっとやってくれている家事や役わりを、君が引きつぐとしたら何がいい?(ゴミ出し、お風呂そうじ、ペットの世話など)
- おじいちゃんやおばあちゃんから教わっておきたいことは何?(料理のレシピ、庭の手入れ、昔の話など、今のうちに聞いておこう)
※本記事はAIがNHKニュース 経済の公開情報を元に要約・解説したものです。正確な情報は元記事をご確認ください。