【やさしい版】年金80歳から?と言われた理由


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ニュースを一言でいうと

防衛大臣という仕事をしている小泉さんが「年金を80歳からもらうのもあり得る」と発言して、大きな反発が起きたんだ。年金っていうのはね、働けなくなった高齢者が毎月受け取れるお金のことだよ。今は多くの人が65歳から受け取り始めるんだけど、日本では「もっと後の年齢からにしたらどうか」という話が何度も出ては消えて、また出てくる。なぜこんな話が繰り返されるのか、いっしょに考えてみよう。

なぜ① 年金のお金が足りなくなってきた

年金は、今働いている人が払ったお金を今の高齢者に配る仕組みなんだ。でも日本では、赤ちゃんの数が減って高齢者の数が増えている。つまり、お金を払う人が減って、もらう人が増えているってこと。このままだと計算が合わなくなるから、「もらい始める年齢を遅らせよう」という意見が出てくるんだよ。

たとえば① クラスのおやつ当番で考えると

クラスでおやつ当番を想像してみて。30人のクラスで、毎月20人がおやつ代を100円ずつ出して、残りの10人におやつを配る仕組みだとする。最初は2,000円集まって10人で分けるから、1人200円分のおやつがもらえるね。でも次の年、おやつ代を出す人が15人に減って、もらう人が15人に増えたらどうだろう。集まるお金は1,500円。15人で分けると1人100円分しかもらえない。おやつの量を減らすか、もらえる人数を減らすか、誰かが選ばなきゃいけなくなる。年金も、これと同じことが起きているんだ。

たとえば② 家族の生活費が苦しくなる

おじいちゃんやおばあちゃんが80歳まで年金をもらえなかったら、どうなるだろう。貯金がたくさんある人は大丈夫かもしれないけれど、そうじゃない人もたくさんいる。65歳で仕事をやめても、80歳まで15年間、どうやって生活すればいいんだろう。体が動くうちはアルバイトをするかもしれないけれど、70歳、75歳になっても働き続けるのはとても大変だ。もし働けなくなったら、その人の子ども、つまりお父さんやお母さん世代が生活費を助けなきゃいけなくなる。すると、君たちの家族の生活も苦しくなるかもしれないんだよ。

なぜ② 長く働ける人が増えてきた

一方で、今の高齢者は昔より元気で長生きなんだ。医療が発達して、70歳でも80歳でも元気に歩いたり趣味を楽しんだりする人が増えている。だから「元気なうちは働いて、年金は後からもらう選択肢があってもいい」という考え方もあるんだよ。

たとえば① 元気な人が選べる自由

今でも、年金は「繰り下げ受給」といって、自分で遅くもらい始めることを選べるんだ。たとえば70歳からもらい始めると、65歳からもらうより1か月あたりの金額が増える仕組みがある。元気で仕事を続けられる人にとっては、この選択肢は悪くないかもしれない。自分のペースで働いて、後から多めの年金をもらえるなら、計画が立てやすいって考える人もいるんだよ。

たとえば② 国の医療費が減るかもしれない

元気な高齢者が働き続けると、体を動かす機会が増えて健康を保ちやすくなる。すると病院に行く回数が減って、医療費も減るかもしれない。医療費っていうのはね、病院での治療にかかるお金のことで、その多くは税金や保険料でまかなわれているんだ。高齢者が元気に過ごせれば、国全体のお金の使い方も少し楽になる可能性があるんだよ。

数字を身近にしてみると

日本の年金制度にかかるお金は、年間で約50兆円と言われている。これを日本の人口1億2000万人で割ると、1人あたり年間で約42万円。1世帯を3人とすると、1世帯あたり年間で約126万円ぶんだね。月にすると1世帯で約10万円。コンビニのおにぎり1個が120円だとすると、約833個ぶんだよ。※金額はイメージだよ。

年金をもらい始める年齢が5年遅れると、単純計算で国が払う年金の総額は減る。でも、その5年間を生活費ゼロで過ごせるわけじゃないから、誰かが別の形で助けなきゃいけないんだ。

じゃあ、うちはどうする?

おじいちゃん・おばあちゃんが今どんな準備をしているか、聞いてみよう

  • もし年金が遅くなったら、うちの家族はどんな準備が必要か、家族会議で1つ決めてみる
  • おじいちゃん・おばあちゃんに「何歳まで働きたいか」「今やりたいことは何か」を聞いて、ノートに書いておく

※本記事はAIが朝日新聞 経済の公開情報を元に要約・解説したものです。正確な情報は元記事をご確認ください。